こんにちは、「dApps CryptoAsset Valuation」管理人のなおです!
Webの世界はヘタをすると1週間情報を得ないとおいていかれそうになるくらい進歩にスピードがはやいですよね。
そんなこんなで、すでにWeb3.0の時代です!
このまま行くと10年後とかにはWeb10.0とかになっていそうな気もしますが笑。
Webの世界ではすでにWeb3.0が来ており、あとはスケールするかどうかっていうところまで来ています。
しかし、まだあまり浸透していない気もします。
てゆうか、そもそもWeb2.0ってなんだっけ?
流行ってるかもだけど、実はあまりわかってないんだよな。
という方も実は多いと思います。
Web3.0の厳密な定義はないのかな??
そもそもWeb1.0にも厳密な定義はない??
なおはそもそもそこまでネットに関しては詳しくありません。
ブロックチェーンやクリプトアセットに関する興味が湧いてから、はじめて、ネットに関しての知識も必要になるなと思い、勉強を開始しています。
dAppsによってweb3.0が到来すると言われても・・・。
なので早速、web1.0からググってみました。
そうすると・・。
あまり種類がそもそもないのと、なんとなく「神々の・・」という若干香ばしさの漂う感じの本しかなかったです笑
でも、個人的にはこういうタイトルの本は買ってしまうんだよなあ笑
といろいろとサーチした結果、見出しにも書いたように明確な定義はないということがわかりました。
なのでここではIT用語辞典を引用しますね。
Web 1.0とは、Web 2.0の潮流が現れる以前からWeb上で提供されてきた、多分に前時代的な技術やサービス、ビジネスモデル、あるいは、Webに対する捉え方の総称である。
「Web 2.0」の語とともに登場した。
Web 1.0は、Web 2.0の登場によって暗に規定された概念であり、直接の定義のようなものはない。
また、Web 2.0の定義も曖昧であり、その上、Web 2.0とあからさまに断絶しているような要素があるわけでもない。
ただ、Web 2.0における顕著な特徴の指摘から、いくつかWeb 1.0の特徴を挙げることは可能である。
通常、Web 1.0的と言った場合、時期としてはおおむねインターネットが一般に普及し始めてからWeb 2.0が登場し始めるまでの間、すなわち1990年代半ばから2000年代半ばまでの期間を指していることが多い。
もちろん、Web 1.0的な要素を多分に備えたサービスやWebサイトでも、今なお成功している事例は多く、当時から現在に至るまで成長を続けている企業も多数存在する。
その意味で、Web 1.0を単なる旧弊であるということはできない。引用元:
ざっくり説明すると、
既存のレガシーメディアが従来、紙媒体やテレビの番組を用いて、情報を流していたところを、ネットが代わりにやるようになった、というレベルがweb1.0のイメージのようです。
そうするとWeb2.0にも当然に厳密な定義はない??
上記のIT用語辞典を見る限り、web2.0に関しても、明確な定義はなさそうです。
そういう意味でも、ここでも、ざっくりと押さえるのが重要ですね。
web2.0のざっくりとした理解はブログやSNSの登場ということで良いかと思います。
従来、多くの人はレガシーメディアが発する情報の受け手としての役割しか担っていませんでした。web1.0の状態では概ねこの状態であると考えられますね。
しかし、それはブログやSNSの登場で一変します。
個人の時代が到来したとも言えそうです。
一見すると、とても良い時代が到来したように思えますし、事実さまざまな役者が登場したという意味では、とてもよかったのでしょう。
結論。厳密な定義はないけど、ふわっとしたやつはあるし押えておかないといけないポイントはあるよ。
以上より、web1.0、web2.0ともに厳密な定義はないので、
ネットの黎明期でまだ個人が頑張ってHTMLを頑張って作っていた時代がweb1.0で、その後にブログやSNSなどの台頭によって、個人の時代が到来した時点あたりからweb2.0
になったと押さえておけば、とりあえず恥をかくことはないでしょう笑。
次に章からはいよいよweb3.0とdAppsについてです!
基本的にはdAppsを用いたものと考えておけばOKなのかな??
まずはこちらの記事をみてください。
ここで、web3.0についての言及がなされています。
本稿ではこのブログの内容に立脚して以降の議論を展開していきますね。
というか、すでにweb3.0についての議論はいろんな方が解説していますので、本稿では少し違う視点で説明をします。
とはいえ、Web3.0の特徴を考えてみる!
このブログでもWeb3.0が有する特徴のようなものを列挙しています。
また、イケハヤさんもこのブログの解説のような文章をエントリーしていますね。
ですので、なおが追加で何かを書いてもあまり有意味ではないので、ここでは、なおが考えるWeb3.0の重要な観点を披露してみようと思います。
と、大風呂敷を広げてしまった感がありますが笑、大したものではないです。
なおは、「Web3.0は、Web2.0における欺瞞を明らかにするとともに、それを是正していこうとする運動そのものである」と定義します。
どういうことでしょうか?
Web2.0では、例えば、SNSの代表格であるフェイスブックを中心として個人の時代であることが主張され、SNSをうまく使った人が儲けることができるぞ!と、大衆を囃し立てました。
しかし、少し冷静になって考えてみればわかることですが、フェイスブックを作って一番儲けた人はそのプラットフォームに立脚して情報を提供した個人ではなく、プラットフォーマー側ですよね。
インターネットはそもそもが非中央集権的で、無政府主義的な発想で構築されたのに、気がつけば、また大企業がネットの独占してしまっている。
そんな状況に、疑問を呈する層がいてもおかしくはないですよね。
まとめますと、
Web2.0における欺瞞を明らかにするとともに、それを是正していこうとする運動そのものである
であり、現在進行形のある種の革命であると言えそうです。
dAppsイコールWeb3.0では必ずしもない
まずは疑問に思うのはこれですね。
dAppsであればweb3.0なの?っていうやつですね。
これは違いますよね。
同じ概念ではないです。
上述したように、なおの定義では、「Web3.0は、Web2.0における欺瞞を明らかにするとともに、それを是正していこうとする運動そのものである」となりますので、運動そのものと捉えているので、dAppsとは異なります。
dAppsはあくまでもアプリケーションという機能面からネットをみた切り口ですが、web3.0はブロックチェーンという技術によってネットに対して及ぼす影響面からの議論でしょう。
だけど、dAppsの方がWeb3.0になりやすい
とは言え、この図を見てください。
同じく、先ほどのブログの方が使っている図ですね。

web3.0ってほんとんどdAppsやん笑
結論。dAppsであればほぼWeb3.0なはず笑
ということでこのような結論になります。
①web2.0の流れ、要は個人が情報の受け手だけではなく、発信者にもなるということはweb3.0でも継続される。いや、むしろもっと強化されるはずである。
②しかし、Web2.0には欺瞞が存在した。それは非中央集権を希求するような構えにも関わらず結局は大企業が儲ける仕組みであった。それを是正するために非中央集権なアプリケーションを作ろう!
というのがWeb3.0とdAppsに共通する理解かと思います。
キーとなる概念は非中央集権であり個人が情報を発信する時代になるということ
繰り返しになるけどもポイントは個人が主役の時代になるということ
Web2.0の時代から継続されるということと、より個人の時代になるということが強化されるということをここでは理解した方が良いでしょうね。
でもこれは決して個人にとって明るいかどうかはわかりませんよ。
むろん、早くこのことに気が付いて、自ら情報を発信している人は大丈夫でしょうが、大企業に依存することで生活をしている人などは、今後はさらに厳しい状況が訪れると思います。
個人が主役になるためのインフラが必要
個人がより活躍して、しかも中心となるような大企業がない世界。
それを実現するためには、インフラが必要ですね。
そのようなインフラがないと人は安心して、ビジネスができません。
そこで、dAppsの登場となります!
結論。dAppsはそんなインフラを提供しやすい
非中央集権を達成するためには、現在の世界ではdAppsを使うのが一番良いでしょう。
そして、イーサリアムやNEM、NEOなどのプラットフォームを用いることで、そのようなインフラも開発することができます。
終わりに
Web3.0のなおとしての定義はいかがでしたでしょうか。
少し違うって思う人もいらっしゃると思いますが、人と同じような定義しかできないブログでは面白くないですし、ここは思い切って自分なりの定義を披露してみました。
少しでも参考になれば嬉しく思います!!!