こんにちは、「投資としての仮想通貨」管理人のなおです!

今日は、コインチェックの新しいIRについてコメントします。
結論から言えば、
事業継続には問題ない程度の現金は保有している、あとは、セキュリティの方針などをしっかりすれば、少なくとも短期的に潰れることはない
かなと思っています。
気になるのは、以下の引用箇所。
事業継続につきましては一部報道等で様々な憶測がなされておりますが、当社では2018年1月29日に受けた業務改善命令および同年2月13日に提出した業務改善命令に係る報告書に基づき、態勢を強化した上で事業を継続していくものとしております。また、態勢強化等の進捗状況についてお伝えできる情報に関しましては、都度ご報告をさせていただくよう取り組んでまいります。
これは、金融庁に提出した業務改善命令に係る報告書に基づいて、態勢を強化すること、そしてその態勢強化の進捗状況について公表することが謳われています。
おそらく、この進捗状況の報告は金融庁が非公式にコインチェック側に伝えたものかと思われます。
つまり、態勢強化の主張を理解した上で、それが適切に進捗していることを広く世間に知らせなさいと。
そもそも、事業継続に疑義がある場合、金融庁が乗り込んだ時点でなんらかのアクションをとったわけで、一応、報告書を提出して、精査するという感じのステータスかもしれないけども、金融庁が特段本件についてコメントしていないということは、それ自体がある一定のメッセージを市場や世間に公表しているのかなと思います。
要するに、事業継続には問題ない程度の現金は保有している、あとは、セキュリティの方針などをしっかりすれば、少なくとも短期的に潰れることはない、というメッセージを。
なおはこのように理解しましたが、皆さんはどのように感じましたでしょうか??