こんにちは、投資としての仮想通貨管理人のなおです!
今回は、最近、出版された落合陽一氏の日本再興戦略を読みながら、仮想通貨界隈の著名者・ブロガーを分類してみるというちょっと上から目線的なやつをやってみようと思います。笑
落合陽一氏の新著はこれです⇩
まずは、どの箇所にグッときたのか、引用してみます。
「オールドエコノミーとの戦いに勝てるか」です。オールドエコノミーとは一言で言うと、ウォール街の投資銀行です。彼らは今までの法定通貨の世界を守るために、仮想通貨の世界を潰そうとしています。今、オールドエコノミーのエスタブリッシュメントたちと、新しい通貨を担う人たちの戦いが勃発しているのです。
これまで投資銀行は、一般市民が入ってこられないような複雑な市場を作って、富を独占してきました。リーマンショックの引き金となったサブプライムローンが典型ですが、わざわざ簡単なものを難しくして、大きな利益を上げてきたのです。
今、オールドエコノミー勢の攻めに、新しい勢力は押され気味です。仮想通貨の世界に、仮想通貨法と言う面倒くさい規制が導入されましたし、投資銀行はビットコインの市場に投機マネーを流入させて、相場を混乱させています。こうした揺さぶりに、新勢力は負けてはいけないのです、そして、新勢力側が勝利するためにも、ビットコインを世界でもっとも多く保有する日本人が、率先してビットコインを守らないといけないのです。
引用元:日本再興戦略 P181
新しい技術が登場し、それを使ってビジネスを開始すると、既得権益層から反対されることがある、と言ってます。
これは大事な指摘です。
大なり小なりそういうことはあるでしょうし、新勢力が既得権益層とうまくやらないと新しいビジネスがスケール(めちゃ社会に広がること)することはないのかもしれません。
本書でいうところの、オールドエコノミーを担う人と新勢力の人。
ここではざっくりとオールドエコノミー派と新勢力派と呼びましょうか。
ただ、注意してほしいのは、なおはどちらかといえば、新勢力側の人の方が好きですが、オールドエコノミーの人がいうことも正しい面があります。
なので、簡単におもしろおかしく、ざっくりと分類してみようとは思いますが、オールドエコノミーの人がダメとかそういうことを言いたいわけではないということは理解してほしいです。
ではいってみましょう〜!!!
オールドエコノミー派の代表
中島真志さん
以前このブログでもご紹介しましたが、例えば、アフター・ビットコイン―仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者の著者である中島真志氏などは元日銀で働いており、現体制の維持が好きだといえるでしょう。
↓なんとなくオールドエコノミーぽい写真持ってきました笑

本書を読むとわかるのですが、なかなか的をえた指摘をしていまして、正直、新勢力の方が好きななおとしても、「うううん、確かにその通りだな」と納得させられることが多いです。
ブロックチェーン技術は本物であるが、ビットコインはいずれダメになる。なぜなら、ビットコインは国家の保証がないからだ、というのが大きな主張です。
実際、この主張はかなり強力*1だと思います。
非中央集権に人類が耐えられるのかどうか不安ではあります。。。
苫米地英人さん
苫米地英人さんはビジネスパーソンの側面や学者の側面など、いろいろな顔を持つ方です。著書もたくさんありまして、仮想通貨に関連する本としては、仮想通貨とフィンテック: 世界を変える技術としくみなどがあります。
苫米地さんの主張は、そもそものサトシナカモト2009の論文に欠陥がある。
その問題点とは、スケーラビリティである、と主張しています。

↑PACコインという、いわゆる草コインのホワイトペーパーに記載されたサトシナカモト氏の写真です笑。サトシナカモト氏は誰か特定されていないんですけどねえ笑。
ビットコインの取引が正しいことを担保しているアルゴリズムである「プルーフオブワーク」に内在する問題点がそれであるとしています。
で、解決方法は、というと、自らが開発した「ベチユニット」と呼ばれる仮想通貨であり、それを支える「トマベチアルゴリズム」であれば、ビットコインに内在する問題点もクリアーすると主張されています。
当否はここではしませんが、いずれにせよ、現在の仮想通貨に対しては否定的な見解をお持ちのようです。
詳細は、以下のYouTubeをみてください!
www.youtube.com与沢翼さん
与沢さんはかつて「秒速で億を稼ぐ!」とか「フルボッキで鬼動く!」などの名言を残したネオヒルズ族の方です。
そのあたりのイメージから、キワモノ扱いされることが多いですが、ツイッターの内容を見るに、かなり、頭の良い常識人に思えます。
そんな与沢さん、投資している仮想通貨はリップルです。
リップルの説明はこのブログではしていませんので、ここでは簡単に説明しますが、仮想通貨のもっとも重要なポイントの一つである、「非中央集権」である、という特色をリップルは備えておりません。
要は、リップルを管理している会社がある、というのことです。
もちろん、これだけでオールドエコノミー派だと断言するのは、めちゃめちゃおかしいとは思いますが、投資として仮想通貨を見るときは、中央集権の方がスケールすると考えているのでしょう。
新勢力派
イケダハヤトさん
仮想通貨界隈で、新勢力派といえば、イケダハヤトさんがまずあげられるでしょう笑。
なおもかなりブログを参考にさせてもらっています。
あまり紹介する必要もないかもしれませんが、
というブログの管理人です。
イケハヤさんは、非中央集権の方がかなり好きで、ブログにもDEXと呼ばれる非中央集権型の仮想通貨取引所を推しています。
なおもDEXにはかなり期待しています!
今度DEXについても記事を書こうと思っています!
大塚雄介さん
まさに時の人である大塚雄介さん、いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーンの著者でもあります。
このいまさら聞けない ビットコインとブロックチェーンはなおが一番最初にビットコインやブロックチェーンの勉強を始めようとした際に手に取った本です。
初心者にもかなりわかりやすく記述されていましたので、難しいことをわかりやすく説明する能力に長けている方なんだろうなと思います。
コインチェック社で仮想通貨に関するビジネスをしている時点で、オールドエコノミーの人ではないでしょうね。
記者会見などで批判がありましたが、個人的にはかなり好きな人です。
一度お酒飲みに行きたいと思えるくらいに好きですね笑
ミスビットコイン藤本真衣さん
まずはこのブログをみてください!
藤本さんはとてもお綺麗な方なので、ミスビットコインと呼ばれるのもわかるううって思っていたのですが、どうやら、それは自分で勝手に言い出したことらしく笑
今更ながら少し困っている感じでした笑
でも、ブログの内容などはとてもしっかりされていますし、なおもかなり参考にさせてもらっています。
金光碧さん
金光さんはbitflyer(ビットフライヤー)に勤務されているCFOの方です。
とてもお綺麗な方なので、ツイッター界隈ではおじさま方から大人気のようです。
もっとも、厳密に言えば、ブロガーではないとは思いますが、お綺麗な方なので入れてしまいました笑。許してください。
bitflyer(ビットフライヤー)は業界の中ではかなりセキュリティをしっかりと構築されているようですし、CEOの方は、まさに投資銀行中の投資銀行であるゴールドマンサックスのご出身ですので、オールドエコノミーともいえそうだけど・・・ここではベンチャー企業としてご活躍されているという点を重視し、新勢力派としてみました。
終わりに
日本再興戦略をベースにした本稿「有名仮想通貨ブロガーを勝手に分類しちゃう!」いかがでしたでしょうか??
落合さんの著者では、ウォール街の投資銀行の人がオールドエコノミーの代表として記載されていましたが、ここではもう少し、それを敷衍して、ざっくりと分類してみました。
なんとなく勝手に決めてしまったので異論などなどはありえそうですが笑、そこは温かく見守っていただけると嬉しいです!
皆様の参考になれば幸いです。